NPO法人日本がん検診・診断学会理事長就任にあたって

金子昌弘理事長 (公財)東京都予防医学協会
金子昌弘

昨年の学術総会の後に行われました新理事会におきまして、僭越ながら理事長に選出していただきました。この度森山理事のご努力でメールマガジンを発行することになりましたので、この場をお借りしてごあいさつ申し上げます。

本学会は、昨年度まで、荒川前理事長がNPO法人化を行い、渡辺副理事長が認定医制度の制定と充実を図り、小野副理事長は庶務担当として内部をまとめてくださり成長し、創立から間もなく20周年になり、いよいよ一人歩きをしなくてはならない時期にまいりました。

このような重要な時期に理事長を引き受けることになり、改めて身の引き締まる思いで、今後の活動方針などを考えてまいりましたが、基本的には荒川理事長の引いた路線をさらに発展させ、より一層の活性化を図っていきたいと思っております。

本学会の活性化として具体的には、内部的な面と外部的な面に分けて考える必要があります。

内部的な活性化としては、委員会活動の活性化を図るために、委員会の増設やすべての理事の委員会への参加の義務付けなども考慮しております。また役員のみならず会員間の迅速な情報共有や交流を図るために、ホームページの拡充や定期的なメールマガジンの配信なども実施したいと考えております。

本学会は多分野の専門家の集まりですので、なかなか帰属意識が芽生えませんが、できるだけ各専門分野の垣根を低くして、交流を図ることでこの学会のことを常に第一に考える会員を増やしていきたいと思います。

外部的な活性化としては、日本のがん検診の問題点として、受診率の低さが常に問題になっておりますので、学会としてもこれを引き上げるための努力をすべきと思います。今までは内部へのエネルギーの充実を図ってきましたので、これを外部に向けることで受診率の上昇や、より精度の高い検診の普及をはかることで、日本人のがん死亡抑制に貢献すべきと思います。

具体的には、政府や厚労省あるいは各自治体の現検診の担当者への積極的な働きかけ、市民公開講座や一般向けのホームページの拡充などによる啓発活動なども積極的に行う必要があるかと思います。

これらの目標がすべて達成できるかどうかはわかりませんが、一歩でも二歩でも目標に向かい前進するように微力ながら全力を尽くしたいと存じます。

会員各位のますますのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。


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